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CIDPとは
疾患の説明
慢性炎症性脱髄性多発神経炎(chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy:CIDP)は、免疫機能の異常により末梢神経の髄鞘が障害され、進行性・再発性の運動・感覚障害を生じる稀少かつ難治性の疾患です。
CIDPの全国調査は2004年から2005年にかけて行われ、その患者数は人口10万人あたり1.61人とされていますが、実際にはもっと多いと想定されています。ちょうど現在、全国調査が行われているため、2022年には全国患者数が明らかになります。
治療法としては、ステロイド、免疫グロブリン、血漿浄化療法の3つが主な治療法ですが、近年様々な免疫治療薬が開発されてきています。一部の患者様は良好な経過をたどる一方で、治療への反応が悪く、難治性となる患者様も少なからずいらっしゃいます。
複数の治療選択肢がある中で、どの治療法が各患者様に最も有効かを予測する手段は今のところ明らかになっていません。そのため本レジストリ研究を始めとして多くの研究者が患者毎の治療最適化に向けて研究を進めています。
以下のリンク先にも本疾患についてわかりやすく説明がございますので,併せてご参照下さい.
難病情報センター CIDP
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